今週の金融市場 2021年3月6日(土)

概要

今週前半も先週同様に米国長期金利の上昇を懸念して株式市場は上下に大きく動きながらも下落し、日本市場でも国債・株式とも米国市場の動きに引っ張られていました。

4日の木曜日に、FRBのパウエル議長が長期金利の上昇について、「注目しているが、無秩序ではなく介入不要」という趣旨の発言をし、長期金利は更に上昇し、株式は下落しました。

これを受けて5日の金曜日、前日628円安の日経平均は前場で一時621円安となるなど大きく下落していましたが、日銀の黒田総裁が、「長期金利の変動幅を大きく拡大することが必要とも適当とも思っていない」と発言し長期金利が急低下し、株式が大きく値を戻しました。

その後、米国時間の5日朝に米国雇用統計では予想を上回る好調な数字が発表され、更なる長期金利の上昇を警戒して株式は下落しました。
しかし、長期金利の上昇は景気見通しの改善の反映との見方が強まり、株式は下げ渋りから大きく上昇しました。

日銀は低金利維持、FRBは金利上昇容認で、日米金利差は更に拡大し、ドル円は大きく上昇、ゴールド価格は下落しました。

原油は景気回復見込みに加え、産油国が減産維持で合意し、WTIは暴騰です。

日本国債10年物利回りは、前週末0.160%に対して、今週末は0.085%に大きく下げました。

外国為替

2021年3月5日(右は前週末比)
ドル円 108.37 +1.80 +1.69%
ドルIDX 92.02 +1.07 +1.18%
ユーロ円 129.13 +0.50 +0.39%
ユーロドル 1.1916 -0.0154 -1.28%
ドル人民元 6.4960 +0.0230 +0.36%

日本株

2021年3月5日(右は前週末比)
日経平均株価 28,864.32 -101.69 -0.35%

米国株

2021年3月5日(右は前週末比)
S&P500 3,841.94 +30.79 +0.81%
Dow30 31,496.30 +563.93 +1.82%
Nasdaq 12,920.15 -272.2 -2.06%

中国株

2021年3月5日(右は前週末比)
上海総合指数 3,501.99 -7.09 -0.20%

原油・ゴールド

2021年3月5日(右は前週末比)
原油WTI先物4月限 66.26 +4.64 +7.53%
ゴールドスポット価格 1,700 -34 -1.96%

日本国債

2021年3月5日

債券先物 10年物 151.5 前週末 150.62

国債(償還日 利回り 前週末利回り)
422回 2年利付国債 2023-03-01 -0.135% 前週末 -0.115%
146回 5年利付国債 2025-12-20 -0.095% 前週末 -0.055%
361回 10年利付国債 2030-12-20 0.085% 前週末 0.160%

米国債

2021年3月5日
13週債利回り 0.028% 前週末 0.035%
5年債利回り 0.785% 前週末 0.776%
10年債利回り 1.554% 前週末 1.460%

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