今週の金融市場 2021年3月27日(土)

概要

今週は、まず月曜日に、バイデン政権が今月成立した1.9兆ドルの追加経済政策に続く3兆ドルインフラ投資主体の長期経済プログラムを検討していると報じられました。

その後、イエレン財務長官は議会公聴会で、このプログラムのための増税を示唆しました。
パウエルFRB議長も公聴会に臨み、2人の発言を総合すると、目先経済はまだ弱いが、緩和策と財政出動により今年は経済回復する、破壊的インフレにはならない、欧州の新型コロナ再拡大を懸念している等です。

また、バイデン大統領が新型コロナワクチンの接種目標を倍増すると表明し好感されました。

先週1.754%を付け1.732%で終わった10年債利回りは、今週は一服し、火曜日以降は一度も1.7%台に達することはありませんでした。

こうした中で米国株はその日その日で上下に大きく動いたものの、経済回復への期待、長期金利の落着きへの安心感から、割安株主導で株価は上昇し、成長株も回復の兆しです。

日本株は、日銀購入ETFの日経平均型からTOPIX型への移行の混乱や長期金利高懸念で水曜日までは大きく下げ、その後上昇に転じたものの、前週末比では大きくマイナスとなりました。

米国でワクチン接種が進む一方、欧州で変異種主導の新型コロナ蔓延再拡大が酷く、欧州経済への懸念から、今週は全般的にドルが買われ、ユーロが安くなりました。

外国為替

2021年3月26日(右は前週末比)
ドル円 109.67 +0.77 +0.71%
ドルIDX 92.72 +0.76 +0.83%
ユーロ円 129.34 -0.28 -0.22%
ユーロドル 1.1794 -0.0108 -0.91%
ドル人民元 6.5412 +0.0342 +0.53%

日本株

2021年3月26日(右は前週末比)
日経平均株価 29,176.70 -615.35 -2.07%

米国株

2021年3月26日(右は前週末比)
S&P500 3,974.54 +61.44 +1.57%
Dow30 33,072.88 +444.91 +1.36%
Nasdaq 13,138.72 -76.52 -0.58%

中国株

2021年3月26日(右は前週末比)
上海総合指数 3,418.33 +13.67 +0.40%

原油・ゴールド

2021年3月26日(右は前週末比)
原油WTI先物5月限 60.73 -0.73 -1.19%
ゴールドスポット価格 1,733 -12 -0.69%

スエズ運河が大型船座礁で通行不能となり、その後復旧に手間取っており、欧州向け原油の輸送に懸念が生じましたが、欧州の原油需要が新型コロナ再拡大で低迷するとの見方が強く、また米国の原油在庫も多めで、原油価格は北海ブレントは先週末比で僅かな上昇に留まり、WTI期近物は下落となりました。

日本国債

2021年3月26日

債券先物 10年物 151.36 前週末 150.98

国債(償還日 利回り 前週末利回り)
422回 2年利付国債 2023-03-01 -0.140% 前週末 -0.140%
146回 5年利付国債 2025-12-20 -0.105% 前週末 -0.085%
361回 10年利付国債 2030-12-20 +0.075% 前週末 +0.110%

米国債

2021年3月26日
13週債利回り 0.015% 前週末 0.030%
5年債利回り 0.856% 前週末 0.881%
10年債利回り 1.660% 前週末 1.732%

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