今週の金融市場 2021年8月14日(土)

概要

今週の米国金融市場では、経済指標が原動力となり国債利回りや為替レートが上下に動きました。

9日月曜日には、6月雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が市場予想を上回り過去最高となり、10年債利回りが1.3%台に上昇し、それに連れて米ドルも上昇しました。

10日火曜日には、1兆ドル規模のインフラ投資法案が上院で可決され、10年債利回りが1.3%台中盤と7月中旬以来の水準まで上昇しました。そして翌日の消費者物価指数の上昇を予想してドルが買われていきます。

11日水曜日には、7月消費者物価指数月前年同期比は市場予想を上回ったものの、前月比では0.5上昇と、6月の0.9%から鈍化し、ドル円で110円81銭まで上昇していたドルは急落しました。

12日木曜日には、7月卸売物価指数が前年比・前月比とも市場予想を大きく上回りました。10年債利回りは上昇したものの、ドル円は反応薄でした。

13日金曜日には、ミシガン大学消費者信頼感指数で8月速報値が市場予想を大幅に下回り、2011年以来の低水準となり、中長期債の利回りが下がり10年債利回りは再び1.2%台まで下落、ドル円は暴落し終値で109円57銭となりました。

こうした中、米国株は月曜日の10年債利回り上昇で下落したものの、その後は火曜日から4日連続でS&P500とダウが、終値での史上最高値を4日連続で更新しました。

冴えない動きが続いていた日本株は、各企業の4-6月期決算が好調なこともあり、11日(水)に7月16日以来の終値での28,000円台を回復しましたが、13日(金)の終値は再び27,000円台に戻りました。新型コロナの新規感染者数が過去最高を更新し続けていること、そしてオリンピックを強行した菅政権への不信感は、引き続き重しになっています。

9日(月)は長期金利急騰でゴールドの価格が一時1,600ドル台まで急落しましたが、その後は徐々に回復し、週末終値は1,800ドルと前週末比でも大幅高となりました。

原油価格もゴールド同様に9日(月)に急落しましたが、週末には前週末比を上回りました。

外国為替

2021年8月13日(右は前週末比)
ドル円 109.59 -0.63 -0.57%
ドルIDX 92.52 -0.26 -0.28%
ユーロ円 129.27 -0.35 -0.27%
ユーロドル 1.1795 +0.0035 +0.30%
ドル人民元 6.4768 -0.0057 -0.09%

日本株

2021年8月13日(右は前週末比)
日経平均株価 27,977.15 +157.11 +0.56%

米国株

2021年8月13日(右は前週末比)
S&P500 4,468.00 +31.48 +0.71%
Dow30 35,515.38 +306.87 +0.87%
Nasdaq 14,822.90 -12.86 -0.09%

中国株

2021年8月13日(右は前週末比)
上海総合指数 3,516.30 +58.07 +1.68%

原油・ゴールド

2021年8月13日(右は前週末比)
原油WTI先物9月限 68.03 +0.14 +0.21%
ゴールドスポット価格 1,800 +37 +2.10%

日本国債

2021年8月13日

債券先物 10年物 152.20 前週末 152.30

国債(償還日 利回り 前週末利回り)
427回 2年利付国債 2023-08-01 -0.140% 前週末 -0.140%
148回 5年利付国債 2026-06-20 -0.125% 前週末 -0.130%
363回 10年利付国債 2031-06-20 0.020% 前週末 0.010%

米国債

2021年8月13日
13週債利回り 0.045% 前週末 0.043%
5年債利回り 0.788% 前週末 0.765%
10年債利回り 1.297% 前週末 1.290%

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