今週の金融市場 2021年8月28日(土)

概要

今週は金曜日にジャクソンホール会議でパウエル議長の講演が最大のイベントであり、そこで早期の金融緩和縮小方針が示されるのではとの警戒感から、債券利回りは上昇していき、米ドルも上昇していきました。

一方、FDA(米食品医薬品局)がファイザーとビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンを正式承認したこと、先週暴落した原油価格が暴騰したこと、回復期待での旅行・娯楽関連株の上昇、更には利回り上昇で金融株が買われるなどで、株価はS&P500とナスダックが史上最高値更新を連発しました。

金曜日のパウエルFRB議長の講演は、新型コロナデルタ株への警戒に言及した上で、年内に量的緩和縮小開始を示唆しながらも、利上げは全く別との感触で、発言はハト派的と受け取られました。

それを受けて金曜日は、上昇していた債券利回りと米ドルは下落、株式は大幅高となり、この日もS&P500とナスダックが史上最高値を更新しました。

冴えない動きの日本株でしたが、新型コロナの感染拡大は止まらず、全国的に医療崩壊状態に陥っており、自民党総裁任期と衆議院議員の任期切れ目前で政局が不安定な状況にあるにも関わらず、今週は外国人買いも入り、株価は大きく上げました。しかも金曜日のパウエル議長の発言は織り込まれていませんので、かなり買いが強かったと言えます。

また、中国当局の企業規制に対する警戒が緩んだこともあり、今週は上海総合指数も大きく上昇しました。

パウエル議長発言を受けてドルインデックスは下がり、今週はドル安ユーロ高となりましたが、円は更に安くなり、先週末比で小幅なドル高円安となっています。

外国為替

2021年8月27日(右は前週末比)
ドル円 109.85 +0.05 +0.05%
ドルIDX 92.69 -0.78 -0.83%
ユーロ円 129.58 +1.11 +0.86%
ユーロドル 1.1795 +0.0096 +0.82%
ドル人民元 6.4711 -0.0301 -0.46%

日本株

2021年8月27日(右は前週末比)
日経平均株価 27,641.14 +627.89 +2.32%
東証株価指数 1,928.77 +48.09 +2.56%

米国株

2021年8月27日(右は前週末比)
S&P500 4,509.37 +67.70 +1.52%
Dow30 35,455.80 +335.72 +0.96%
Nasdaq 15,129.50 +414.84 +2.82%

中国株

2021年8月27日(右は前週末比)
上海総合指数 3,522.16 +94.83 +2.77%

原油・ゴールド

2021年8月27日(右は前週末比)
原油WTI先物10月限 68.72 +6.86 +11.09
ゴールドスポット価格 1,817 +36 +2.02%

日本国債

2021年8月27日(右は前週末比)

債券先物 10年物 152.12 前週末 152.39

国債(償還日 利回り 前週末利回り)
427回 2年利付国債 2023-08-01 -0.135% 前週末 -0.145%
148回 5年利付国債 2026-06-20 -0.115% 前週末 -0.130%
363回 10年利付国債 2031-06-20 0.020% 前週末 0.005%

米国債

2021年8月27日(右は前週末比)
13週債利回り 0.043% 前週末 0.043%
5年債利回り 0.800% 前週末 0.785%
10年債利回り 1.312% 前週末 1.260%

コメント

タイトルとURLをコピーしました