今週の金融市場 2021年9月18日(土)

概要

今週もFRBの金融緩和縮小の時期を巡り、米国債利回りと株価が上下しましたが、総じて経済回復とインフレ懸念により金融緩和縮小の年内実施の見方が強まり、株価は先週末に比べて下落しました。

火曜日の8月コア消費者物価指数が市場予想を下回ったのに続き、水曜日には8月輸入物価と8月製造業生産指数が共に軟調で、インフレ懸念が後退し金融緩和早期実施の見方が後退しました。

しかし、木曜日の小売売上高が予想外の好調だったことで米国債利回りは大きく上昇し、一転して金融緩和早期実施への警戒モードとなり、金曜日に株価は大きく下落しました。

民主党下院の連邦法人税増税案も株価への重しとなっています。

一方、日本株は今週も小幅上昇です。自民党総裁選とそれに続く総選挙で、経験的な株価上昇期待が未だ続いています。日経平均株価は火曜日に年初来高値を更新しました。

米国債利回り上昇を受け、ドルはユーロに対して上昇しました。

中国では、恒大集団の債務問題が益々拡大しており、今週は上海総合指数も大きく下落し、人民元も対ドルで下落しました。

外国為替

2021年9月17日(右は前週末比)
ドル円 109.97 +0.07 +0.06%
ドルIDX 93.23 +0.59 +0.64%
ユーロ円 128.95 -0.83 -0.64%
ユーロドル 1.1725 -0.0084 -0.71%
ドル人民元 6.4655 +0.0215 +0.33%

日本株

2021年9月17日(右は前週末比)
日経平均株価 30,500.05 +118.21 +0.39%
東証株価指数 2,100.17 +8.52 +0.41%

日経平均は14日(火)に、高値30,795.78円、終値30,504.81

米国株

2021年9月17日(右は前週末比)
S&P500 4,432.99 -25.59 -0.57%
Dow30 34,584.88 -22.84 -0.07%
Nasdaq 15,043.97 -71.52 -0.47%

中国株

2021年9月17日(右は前週末比)
上海総合指数 3,613.97 -89.14 -2.41%

原油・ゴールド

2021年9月17日(右は前週末比)
原油WTI先物10月限 71.97 +2.26 +3.24%
ゴールドスポット価格 1,755 -33 -1.85%

ハリケーン「アイダ」の影響に加え、新たに熱帯低気圧「ニコラス」接近に備えメキシコ湾岸地域のプラットフォームの閉鎖や人員の退避が進行し、完全再開が更に遅れるとの懸念で、WTIは水曜日に73ドル代前半まで上昇。
木曜日には、湾岸地域石油生産施設は「ニコラス」通過後に早期に復旧し稼働再開が本格化との見通しが出て、WTI価格は落ち着く。
しかし、先行きの需要拡大の見方は変わらず。

ゴールドは、米国債利回り上昇とドル高により大きく売られる。

日本国債

2021年9月17日

債券先物 10年物 151.71 前週末 151.86

国債(償還日 利回り 前週末利回り)
428回 2年利付国債 2023-09-01 -0.130% 前週末 -0.130%
148回 5年利付国債 2026-06-20 -0.100% 前週末 -0.105%
363回 10年利付国債 2031-06-20 0.045% 前週末 0.040%

米国債

2021年9月17日
13週債利回り 0.028% 前週末 0.038%
5年債利回り 0.866% 前週末 0.816%
10年債利回り 1.370% 前週末 1.341%

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