今週の金融市場 2021年10月16日(土)

概要

今週は、米国の金融緩和縮小が11月にも開始されることが決定的とみなされ、米国債は2年債利回りが上昇し10年債利回りが下落して、利回り曲線がフラット化しました。

また、欧州でも緩和縮小を模索している中、日本には全く緩和縮小への動きはなく、円が独歩安となりました。ドル円は先週大きく上昇しましたが、今週はドルインデックスが下落する中、それに反してドル円の上昇は加速し、114円台前半まで到達しました。

日本では予定通りに木曜日に衆議院が解散され、過去の日経平均株価は解散前日から選挙日前日まで100%値上がりしていることから、日本株は買いモードとなり、先週中盤までの暴落から一転して、暴騰状態になっています。岸田首相が当初主張していた金融所得課税引き上げも一転して当面いじらないとしたことや、急激な円安も株価に追い風となりました。

米国では、週初は第3四半期企業決算への警戒から株式は売られましたが、蓋を開けてみると、市場予想を大きく超える好決算が続出し、株価は一転して大幅上昇となっています。

経済回復でエネルギー需要が伸びる中、天然ガスや石炭も大きく値上がりし、益々原油への買いが強まる中、産油国は増産拡大はせずに現行の増産ペースを守ることを決め、原油価格は今週も暴騰しました。

中国では、恒大集団など不動産・金融問題、停電続出などエネルギー問題、さらには大雨による洪水問題などが取り沙汰されているものの、今週も上海総合指数や人民元相場に大きな動きはありません。

外国為替

2021年10月15日(右は前週末比)
ドル円 114.25 +2.00 +1.78%
ドルIDX 93.96 -0.16 -0.17%
ユーロ円 132.53 +2.65 +2.04%
ユーロドル 1.1599 +0.0028 +0.24%
ドル人民元 6.4340 -0.0095 -0.15%

日本株

2021年10月15日(右は前週末比)
日経平均株価 29,068.63 +1,019.69 +3.64%
東証株価指数 2,023.93 +62.08 +3.16%

米国株

2021年10月15日(右は前週末比)
S&P500 4,471.37 +80.03 +1.82%
Dow30 35,294.76 +548.51 +1.58%
Nasdaq 14,897.34 +317.8 +2.18%

中国株

2021年10月15日(右は前週末比)
上海総合指数 3,572.37 -19.80 -0.55%

原油・ゴールド

2021年10月15日(右は前週末比)
原油WTI先物11月限 82.53 +2.94 +3.69%
ゴールドスポット価格 1,768 +11 +0.63%

日本国債

2021年10月15日

債券先物 10年物 151.45 前週末 151.32

国債(償還日 利回り 前週末利回り)
429回 2年利付国債 2023-10-01 -0.120% 前週末 -0.120%
148回 5年利付国債 2026-06-20 -0.085% 前週末 -0.085%
364回 10年利付国債 2031-09-20 0.075% 前週末 0.080%

米国債

2021年10月15日
13週債利回り 0.038% 前週末 0.040%
5年債利回り 1.122% 前週末 1.048%
10年債利回り 1.576% 前週末 1.605%

コメント

タイトルとURLをコピーしました