今週の金融市場 2021年11月13日(土)

概要

先週金曜日の好調な雇用統計と下院の1兆ドル規模インフラ投資法案可決を受け、月曜日の米国株は主要3指数が史上最高値を更新しました。

しかし、水曜日には予想を大きく上回る消費者物価指数が発表されて債券価格が上昇し、株式が大きく売られました。

金曜日に発表された11月ミシガン大学消費者信頼感指数は予想を大きく下回り、2011年11月以来の低水準となり、給料の伸びより大きいインフレ高進が消費者に打撃を与えていることが示されました。しかし、大型株主導で株式は大きく買われました。

経済は好調なものの、インフレ高進が止まらず、遂にインフレにより消費を控える数字が示され、これが景気悪化に繋がる懸念が出てきました。これを防ぐために利上げを前倒しするとしても、それが更なる景気悪化を招く可能性があり、FRBの金融政策が難しい状況に陥る可能性もあります。債券市場も明確な方向性を示せず、債券利回りも混乱気味です。今後、金融緩和縮小の遅れが経済を混乱させるシナリオも考えられます。

前週末比では、米国株は主要3指数とも下げ、米国債利回りは長期債短期債とも上昇しました。

日本株は米国株にほぼ追随し、前半大きく下げましたが、後半大きく上げ、前週末比では小幅安となりました。

外国為替市場では、米国の経済好調・インフレ懸念・金利高でドル高ユーロ安となりました。

今週は、インフレ懸念からゴールドが買われています。

外国為替

2021年11月12日(右は前週末比)
ドル円 113.92 +0.55 +0.49%
ドルIDX 95.12 +0.91 +0.97%
ユーロ円 130.35 -0.79 -0.60%
ユーロドル 1.1443 -0.0124 -1.07%
ドル人民元 6.3787 -0.0193 -0.30%

日本株

2021年11月12日(右は前週末比)
日経平均株価 29,609.97 -1.60 -0.01%
東証株価指数 2,040.60 -0.82 -0.04%

米国株

2021年11月12日(右は前週末比)
S&P500 4,682.85 -14.68 -0.31%
Dow30 36,100.31 -227.64 -0.63%
Nasdaq 15,860.96 -110.63 -0.69%

中国株

2021年11月12日(右は前週末比)
上海総合指数 3,539.10 +47.53 +1.36%

原油・ゴールド

2021年11月12日(右は前週末比)
原油WTI先物12月限 80.69 -0.48 -0.59%
ゴールドスポット価格 1,865 +47 +2.59%

日本国債

2021年11月12日

債券先物 10年物 151.65 前週末 151.83

国債(種類 償還日 利回り 前週末利回り)
430回 2年利付国債 2023-11-01 -0.120% 前週末 -0.111%
149回 5年利付国債 2026-09-20 -0.080% 前週末 -0.100%
364回 10年利付国債 2031-09-20 0.070% 前週末 0.060%

米国債

2021年11月12日
13週債利回り 0.043% 前週末 0.040%
5年債利回り 1.236% 前週末 1.054%
10年債利回り 1.582% 前週末 1.453%

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