今週の金融市場 2021年11月20日(土)

概要

先週の米国では、インフレが消費を抑制する指標が示されました。
今週は、火曜日に好調な10月の小売売上高が発表され、インフレが消費を抑制する懸念が薄れ、株が買われる場面もありました。

しかし、金曜日に新型コロナ蔓延でオーストリアが完全ロックダウンを発表し、ドイツも追随の可能性ありとの報道から、市場は一気にリスクオフムードとなりました。

米国債が買われて利回りが低下し、今週1.6%台半ばまで上昇していた10年債利回りも1.5%台前半に大きく低下しました。

外国為替市場では、米ドルが買われました。ドル円は一時114.50まで上昇していましたが、リスクオフの動きで、円がドル以上に上昇し、一気に113円台半ばまで買われる場面もありましたが、終値は114円付近となっています。

株式市場ではダウが大きく下落した一方、大型ハイテク株や巣ごもり関連株が買われて、ナスダックは上昇し、終値での史上最高値を更新しました。

高値にあった原油は大きく売られました。

日本の株式市場は金曜日の欧米市場のリスクオフの動きの前に閉まりました。今週は、東京エレクトロンなどの半導体関連株が大幅上昇となったのが目立ち、株価指数にも大きく影響しました。日経平均もTOPIX(東証株価指数)も前週末比で上昇しています。

今週は月曜日にオンラインでの米中首脳会談があり、中国経済は不動産問題など混乱が続いていますが、中国元や上海総合指数に大きな動きはありません。

外国為替

2021年11月19日(右は前週末比)
ドル円 114.03 +0.11 +0.10%
ドルIDX 96.08 +0.96 +1.01%
ユーロ円 128.68 -1.67 -1.28%
ユーロドル 1.1284 -0.0159 -1.39%
ドル人民元 6.3863 +0.0076 +0.12%

日本株

2021年11月19日(右は前週末比)
日経平均株価 29,745.87 +135.9 +0.46%
東証株価指数 2,044.53 +3.93 +0.19%

米国株

2021年11月19日(右は前週末比)
S&P500 4,697.96 +15.11 +0.32%
Dow30 35,601.98 -498.33 -1.38%
Nasdaq 16,057.44 +196.48 +1.24%

中国株

2021年11月19日(右は前週末比)
上海総合指数 3,560.37 +21.27 +0.60%

原油・ゴールド

2021年11月19日(右は前週末比)
原油WTI先物1月限 75.68 -3.85 -4.84%
ゴールドスポット価格 1,846 -19 -1.02%

バイデン大統領が、中国・日本などに原油の国家備蓄取り崩しを呼び掛け、原油価格が抑制気味となっているところへ、金曜日のオーストリアロックダウンショックでリスクオフの動きとなり、原油価格は大きく下がりました。

日本国債

2021年11月19日

債券先物 10年物 151.62 前週末 151.65

国債(償還日 利回り 前週末利回り)
430回 2年利付国債 2023-11-01 -0.130% 前週末 -0.120%
149回 5年利付国債 2026-09-20 -0.080% 前週末 -0.080%
364回 10年利付国債 2031-09-20 0.075% 前週末 0.070%

米国債

2021年11月19日
13週債利回り 0.045% 前週末 0.043%
5年債利回り 1.203% 前週末 1.236%
10年債利回り 1.536% 前週末 1.582%

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