今週の金融市場 2021年11月27日(土)

概要

今週の米国金融市場では、先ず月曜日にFRB(連邦準備制度理事会)議長にパウエル氏が再任指名され、これがブレイナード氏指名に比べて利上げが確実になったと解釈され、米国債利回りは上昇し、大型ハイテク株など成長株が大きく売られてナスダックが大きく下落する一方、金融株が買われてダウは上昇し、この流れは火曜日まで続きました。

水曜日は決算発表を受けて成長株も買われるなどしたものの、火曜までの流れは続き、米国債利回りは上昇し、また、ドル円は115円台半ばまで上昇しました。

木曜日は感謝祭で米国市場は休場でした。

そして、日本時間の金曜日早朝に、南アフリカで新型コロナの新しい変異株が検出され、感染力がデルタ株より強く、ワクチンが効かない可能性があるとの報道がなされ、急激にリスクオフの動きが進み、株式や商品が売られ、円や債券が買われました。

金曜日の日経平均株価は747円安となりました。
欧州市場や米国市場でも株式は暴落となり、大証の日経平均先物価格は、金曜日の日経平均株価終値より更に893円安で引けました(日本時間の土曜日朝6時)。

米国債利回りは急低下し、10年債利回りは水曜日には1.7%目前まで上がっていましたが、金曜日には一気に1.5%を切る水準まで下落しました。

外国為替市場では、リスクオフで円やスイスフランが特に買われ、ドル円は木曜日の115円台半ばから、金曜日には113円台前半まで下落しました。

原油市場では、米国の呼び掛けで、日本・米国・中国・韓国などが原油高対策で国家備蓄を取り崩すことが決定していましたが、金曜日の南ア新変異株ショックで、WTI1月限価格は、木曜日の78ドル台から金曜日には68ドル台まで下落する大暴落となりました。

南ア新変異株は、アフリカ地域のほかに既に欧州や香港などで感染者が確認されていますが、ワクチンが効くのかどうか、感染がどのように拡がるのかが判明するまでは2週間程度掛かると言われています。

外国為替

2021年11月26日(右は前週末比)
ドル円 113.50 -0.53 -0.46%
ドルIDX 96.08 +0.00 +0.00%
ユーロ円 128.42 -0.26 -0.20%
ユーロドル 1.1317 +0.0033 +0.29%
ドル人民元 6.3924 +0.0061 +0.10%

日本株

2021年11月26日(右は前週末比)
日経平均株価 28,751.62 -994.25 -3.34%
東証株価指数 1,984.98 -59.55 -2.91%

大証日経平均先物は、27,885.00 日経平均比 -866 -3.01%

米国株

2021年11月26日(右は前週末比)
S&P500 4,594.62 -103.34 -2.20%
Dow30 34,899.34 -702.64 -1.97%
Nasdaq 15,491.66 -565.78 -3.52%

中国株

2021年11月26日(右は前週末比)
上海総合指数 3,564.09 +3.72 +0.10%

原油・ゴールド

2021年11月26日(右は前週末比)
原油WTI先物1月限 68.17 -7.51 -9.92%
ゴールドスポット価格 1,788 -58 -3.14%

日本国債

2021年11月26日

債券先物 10年物 151.72 前週末 151.62

国債(償還日 利回り 前週末利回り)
430回 2年利付国債 2023-11-01 -0.130% 前週末 -0.130%
149回 5年利付国債 2026-09-20 -0.085% 前週末 -0.080%
364回 10年利付国債 2031-09-20 0.070% 前週末 0.075%

米国債

2021年11月26日
13週債利回り 0.043% 前週末 0.045%
5年債利回り 1.169% 前週末 1.203%
10年債利回り 1.482% 前週末 1.536%

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