今週の金融市場 2022年1月15日(土)

概要

今週の米国金融市場では、雇用や消費などの経済指標が市場予想を下回り、一服感があります。新型コロナ変異種オミクロン株の蔓延による影響が主因と言われています。

更に、複数の銀行で第4四半期決算が市場予想を下回りました。

一方、市場心理としては、経済指標や企業決算がどうあろうとも、FRBの量的緩和縮小→利上げ開始→バランスシートの縮小開始の早期実施への確信が日に日に強まっています。今週はFRBで最もハト派と目されるブレイナード理事の上院議会証言でのタカ派的発言が市場に大きく影響しました。

米国株式市場では、日中の上げ下げの幅が大きい中、主要3指数は前週末比で下げとなりました。

米国債利回りは、短中期債が大幅上昇、10年債がほぼ横ばい、30年債が小幅下落で、イールドカーブはフラット化しました。

今週の原油価格は上昇が加速し、暴騰となりました。産油国の大幅増産は無く、需給ひっ迫気味の中、カザフスタンの政治混乱に加え、ウクライナでのロシア軍侵攻懸念などが原油供給リスクと認識されました。

今週のゴールド価格は、金利上昇というマイナス面とインフレ懸念というプラス面の中、前週末比でしっかりと上昇しています。

このような状況の中で東京株式市場では、日本国内のオミクロン株感染が爆発的に拡大していることや、岸田政権の財政再建・金融所得課税意欲が重荷となる中、週後半には急激な円高が進んだことが加わり、日経平均株価や東証株価指数は前週末比で大きく下落しています。米国株式市場と同様に、取引時間中の上げ下げが大きな状況が続いています。

また、今週も日本国債の利回りはしっかりと上昇しています。

外国為替

2022年1月14日(右は前週末比)
ドル円 114.22 -1.34 -1.16%
ドルIDX 95.15 -0.59 -0.62%
ユーロ円 130.39 -0.9 -0.69%
ユーロドル 1.1414 +0.0053 +0.47%
ドル人民元 6.3524 -0.0245 -0.38%

日本株

2022年1月14日(右は前週末比)
日経平均株価 28,124.28 -354.28 -1.24%
東証株価指数 1,977.66 -18.02 -0.90%

米国株

2022年1月14日(右は前週末比)
S&P500 4,662.85 -14.18 -0.30%
Dow30 35,911.81 -319.85 -0.88%
Nasdaq 14,893.75 -42.15 -0.28%

中国株

2022年1月14日(右は前週末比)
上海総合指数 3,521.26 -58.28 -1.63%

原油・ゴールド

2022年1月14日(右は前週末比)
原油WTI先物2月限 83.82 +4.92 +6.24%
ゴールドスポット価格 1,818 +21 +1.17%

日本国債

2022年1月14日(右は前週末比)

債券先物 10年物 150.80 前週末 150.97

国債(償還日 利回り 前週末利回り)
432回 2年利付国債 2024-01-01 -0.075% 前週末 -0.080%
150回 5年利付国債 2026-12-20 -0.020% 前週末 -0.045%
365回 10年利付国債 2031-12-20 0.145% 前週末 0.130%

米国債

2022年1月14日
13週債利回り 0.118% 前週末 0.088%
5年債利回り 1.548% 前週末 1.505%
10年債利回り 1.772% 前週末 1.771%
30年債利回り 2.114% 前週末 2.118%

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