今週の金融市場 2022年1月29日(土)

概要

今週の米国株式市場では、月曜日にダウが1,115ドル下げた後、それをすべて取り返して99ドル高で引けるなど、場中に大きく上下に動く展開を繰り返しました。

月~火曜にFOMC(連邦公開市場委員会)が開かれ、水曜日に結果発表とパウエル議長の会見がありました。
議長は「インフレ率がFRBの長期目標を依然上回り、雇用を脅かさずに一段の利上げをする余地がある」と発言し、3月にFF金利の誘導目標を引き上げる可能性が高いことを示唆しました。また「供給網の制約は想定より深刻で長期に亘る」とも発言し、FRBがインフレ鎮静化に苦慮している姿が透けて見えました。

また、今週も原油価格の上昇が続いており、インフレ問題に重くのしかかっています。

新型コロナ変異種オミクロン株の世界的感染拡大とウクライナ情勢の緊迫も続き、大きな懸念要因となっています。

第4四半期決算は総じて良いものの、先週のネットフリックスや銀行株のような決算内容の悪い銘柄もあり、GE,ボーイング、キャタピラー、シェブロンなどが決算発表の内容が悪く、株価を下げました。
テスラも供給網製薬が今年一杯続くとの見通しで、木曜日に同社株は10%以上の下げとなりました。

日本株も米国株同様に大きく上下に動きましたが、FOMCの結果発表へのショックは日本株の方が大きく、米国株主要3指数が前週末比で上昇したのに対し、日経平均とTOPIXは大幅下落となっています。

今週の日本国債の利回りはジワリ上昇です。

米国債はFF金利上昇を見込んで、2年債5年債の利回りが大きく上げています。

外国為替市場では、米ドル金利の上昇を見込んで、週後半は米ドルが独歩高となり、金利上昇と米ドル高でゴールド価格は下落しました。

上海総合指数は前週末比で4.57%の下げ、人民元は米ドルに対して小幅安です。

外国為替

2022年1月28日(右は前週末比)
ドル円 115.21 +1.54 +1.35%
ドルIDX 97.22 +1.60 +1.67%
ユーロ円 128.45 -0.49 -0.38%
ユーロドル 1.1149 -0.0194 -1.71%
ドル人民元 6.3605 +0.0220 +0.35%

日本株

2022年1月28日(右は前週末比)
日経平均株価 26,717.34 -804.92 -2.92%
東証株価指数 1,876.89 -50.29 -2.61%

米国株

2022年1月28日(右は前週末比)
S&P500 4,431.85 +33.91 +0.77%
Dow30 34,725.47 +460.1 +1.34%
Nasdaq 13,770.57 +1.65 +0.01%

中国株

2022年1月28日(右は前週末比)
上海総合指数 3,361.44 -161.13 -4.57%

原油・ゴールド

2022年1月28日(右は前週末比)
原油WTI先物3月限 86.82 +1.68 +1.97%
ゴールドスポット価格 1,792 -43 -2.34%

日本国債

2022年1月28日

債券先物 10年物 150.77 前週末 150.97

国債(償還日 利回り 前週末利回り)
433回 2年利付国債 2024-02-01 -0.055% 前週末 -0.075%
150回 5年利付国債 2026-12-20 -0.020% 前週末 -0.035%
365回 10年利付国債 2031-12-20 0.165% 前週末 0.130%

米国債

2022年1月28日
13週債利回り 0.173% 前週末 0.158%
5年債利回り 1.624% 前週末 1.547%
10年債利回り 1.782% 前週末 1.747%
30年債利回り 2.083% 前週末 2.064%

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