
今週の金融市場 2021年5月15日(土)
日本の株式市場では、国内新型コロナ蔓延拡大不安と相まって、米国市場の月・火・水曜日の下落を増幅して受ける形となり、日経平均株価は火・水・木曜日の3日間で2070円(7.01%)もの下落となりました。尚、3月決算企業の業績は、新型コロナの影響を大きく受ける運輸・旅行・宿泊・飲食等以外は、全般的に好調ですが、今期業績予想には不透明感も漂います。米国のインフレ懸念とそれに伴う金利動向が焦点となっており、関連する労働供給と合わせて、FRBの緩和政策、バイデン政権の財政政策が注目されています。