
今週の金融市場 2022年1月15日(土)
今週の米国金融市場では、雇用や消費などの経済指標が市場予想を下回り、一服感があります。新型コロナ変異種オミクロン株の蔓延による影響が主因と言われています。更に、複数の銀行で第4四半期決算が市場予想を下回りました。一方で、経済指標や企業決算がどうあろうとも、FRBの量的緩和縮小→利上げ開始→バランスシートの縮小開始の早期実施への確信が日に日に強まっています。今週はFRBで最もハト派と目されるブレイナード理事の上院議会証言でのタカ派的発言が市場に大きく影響しました。